金沢大学男女共同参画推進宣言

 金沢大学は,「地域と世界に開かれた教育重視の研究大学」(金沢大学憲章)を基本理念とし,多くの研究分野で勝ち得た世界的な研究成果を基にグローバル人材育成に力を注ぎ,地域と世界への貢献をめざして進化を続けています。

 自らが目標とするこの教育研究のためには,性別や国籍,人種,年齢等を問わず,多様な人材が活躍できる環境が不可欠であることを金沢大学は強く認識しており,大学憲章においても,「人権を尊重し,すべての構成員が職務に専念できる安全な環境を提供する」と固く決意を表明しています。

 わが国においては,「男女共同参画社会基本法」(1999 年)が制定され,その第3条(男女の人権の尊重)において,男女の個人としての尊厳が重んぜられること,男女が性別による差別的取扱いを受けないこと,男女が個人として能力を発揮する機会が確保されることなどが,広く社会全体に向けて要請されています。

 私たちは,このような社会の動向を踏まえ,全構成員が個性と能力を発揮できる金沢大学をめざし,以下のような基本方針のもとに,全学をあげて男女共同参画に取り組むことを宣言します。

基本方針

  1. 仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)を尊重した教育,研究,就業の環境を整備します。
  2. 男女を問わず,優秀な教職員の採用,育成に努め,すべての構成員が能力を発揮できる大学組織を構築します。
  3. 多様な視点に立った教育を実践し,地域と国際社会に貢献できる,次世代を担う人材を育成します。
  4. 国,地方公共団体,企業との連携を図るとともに,地域や国際社会と協調した男女共同参画を推進します。

2014年7月18日 金沢大学長

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