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国立大学法人金沢大学次世代育成支援推進行動計画【第3期】
第3期(平成27年4月1日~令和2年3月31日)が終了しました。
本学の行動計画と結果は以下のとおりです。
1.計画期間
平成27年4月1日から平成32年3月31日までの5年間
2.内容
雇用環境の整備に関する事項
-
(1)妊娠中の労働者及び子育てを行う労働者等の職業生活と家庭生活との両立等を支援するための雇用環境の整備
目標1:男性職員の配偶者出産・育児に伴う特別休暇及び育児休業等の取得を促進する。
<対策>
・平成27年度~ 特別休暇、育児休業、部分休業等、関係する学内の諸制度についてホームページ掲載や通知(紙媒体・電子媒体)を通じて、全職員に対し積極的に案内する。 <第3期行動計画の結果>
・本学において,男性職員等が利用可能な諸制度について,利用しやすい職場づくりを目指し,平成29年度に「金沢大学での出産・育児・介護について」を作成のうえ,全職員に配付した。またホームページにも掲載し,周知・啓発を行うことにより,男性職員の休暇及び育児休業等の取得を促進した。
・育児休業を取得した男性教職員は,前回(第2期)の1名から,今回(第3期)は5名に増加した。<第4期に向けて>
さらなる情報提供などにより,男性に育児関連の制度をもっと利用してもらうことが必要であり,また,制度を利用できる環境づくりも必要と考えられる。 -
目標2:次世代育成支援に関する要望等を踏まえ、雇用環境の整備に係る制度の改善を検討する。
<対策>
・平成27年度~ 平成24年度に実施されたアンケート結果をもとに、更に制度を活用しやすい環境となるよう、必要に応じて整備・充実を行う。 <第3期行動計画の結果>
・本学教職員の相談・要望を金沢大学男女共同参画キャリアデザインラボラトリーにおいて集約し,出産・育児・介護に多忙な本学研究者等の支援及び次世代研究者等の育成や制度の検討及び構築,運営を行った。
・教職員による要望を踏まえ,永年勤続者表彰を受けた職員を対象とした「リフレッシュ休暇」の新設や,「夏季休暇」及び「結婚休暇」の取得要件を緩和する等の制度の整備を行った。
・子を養育する職員の支援の一環として,センター試験当日に託児室(保育料無料)の設置や,附属病院で,日曜日に小学校低学年の児童を預かるための学童保育を開設した。<第4期に向けて>
次世代育成支援に関する環境の整備に係る制度はある程度整ったと思われるので,今後は年次有給休暇等制度の取得を推進し,情報提供や利用できる環境づくりについて検討し,実施する。 (2)働き方の見直しに資する多様な労働条件の整備
目標3:「多様な職員の多様な働き方」が職場内で理解される雰囲気を醸成するための情報提供を充実する。
<対策>
・平成27年度~ セミナー開催等による意識啓発・改革を図る。 <第3期行動計画の結果>
・多様な職員の多様な働き方を推進するため,教職員を対象に平成29年度から令和元年度の間で,ダイバーシティに関する研修(e-ラーニング)及び管理職に対する研修を実施した。 <第4期に向けて>
引き続き,多様性推進のため全教職員に向けて理解促進を行い,ハラスメント防止についても強化する。