「南伊 中世壁画群診断調査プロジェクト」フィールド調査の結果報告
「日伊教育研究連携事業」壁画修復実習報告

11月18日、フレスコ壁画研究センターにて、「南伊 中世壁画群診断調査プロジェクト」フィールド調査の結果報告をしました。また、発表後「日伊教育研究連携事業」として実施していた、壁画修復実習の様子を報道陣に公開しました。
⇒【PDFファイル】記者報告資料2011.11.18

1.「南イタリア中世壁画群診断調査プロジェクト」フィールド調査の結果報告
press release

 平成 23年9月、本センターは、日伊共同調査チームを結成し、南イタリアのプーリア州グラヴィーナ・イン・プーリアを中心に、洞窟教会に描かれた壁画群の調査を実施しました。このプロジェクトの目指す方向性や調査手法等について、宮下センター長から説明がありました。併せて、大塚国際美術館・文化庁と連携して平成24年1月に鳴門市の大塚国際美術館及び3月に金沢市で行う「フレスコ壁画の修復・復元・保存の最前線〜デジタル・アーカイブとセラミック・アーカイブの未来」をテーマにした「国際講演会&写真展」についてもご案内しています。
⇒フィールド調査スナップへ


2. 「日伊教育研究連携事業」壁画修復実習報告
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 11月17日〜19日の3日間、日伊教育研究連携事業として、壁画修復実習を行いました。 本センターが、国立フィレンツェ修復研究所のファブリーツィオ・バンディーニ修復士を本学に招へいし、人間社会学域人文学類フィールド文化学及び学校教育学類美術教育学生等に、フレスコ壁画の修復保存に関する講義及び実習指導(フレスコ壁画の修復,補彩法等)を行ったもので、11月18日当日の壁画修復実習の様子を報道陣に公開しました。
⇒講義・実習指導紹介のページへ




フィールド調査スナップ
サン・ヴィート・ヴェッキオ教会 同教会で模写 同教会での斜光線撮影 3Dスキャナによる壁面調査
3Dスキャナによる空間記録 パードレ・エテルノ教会 市庁舎を訪問 現地での国際交流会