フレスコ壁画をモチーフにした論文が奨励賞を受賞

 7月14日、大阪で催された「コンクリート工学年次大会2011」にて、第33回コンクリート工学講演会が行われ、数ある論文発表の中から 石田 聡史さん(本学 社会基盤工学専攻 博士前期課程1年/指導教員 五十嵐心一教授)の論文が、「年次論文奨励賞(日本コンクリート工学会)」を受賞しました。

題目 消石灰モルタルとセメントモルタルの中性化にともなう組織変化の特徴
賞状と記念品を手にした石田 聡史さん
指導教員の五十嵐心一教授と
内容
反射電子像の画像解析法を用いて、消石灰モルタルとセメントモルタルの中性化にともなう内部組織の変化を明らかにした。気硬性と水硬性モルタルにおける中性化領域の微視的構造の相違を、空間統計量により定量的に評価したことが高く評価されました。