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 ハラスメント相談窓口

〈ハラスメント相談窓口〉

★ハラスメント相談窓口
 本学では,ハラスメント相談の窓口として,ハラスメント相談員を全学に配置しています。所属学類等に関係なく,どの相談員に相談しても構いません。あなたが相談しやすい相談員へ相談してください。学外での実習やインターンシップでのハラスメント相談も受けています。
 最新のハラスメント相談員名簿は,本学Webサイトに掲載しています。
 本学トップ→検索「総合相談室」

  • ●ハラスメントで困ったら,一人で悩まずに,すぐに「ハラスメント相談員」に相談しましょう!
  • ●ハラスメントを目撃した,友人が困っていたら,相談することをすすめましょう!
  • ●ハラスメントかどうかわからなくても,また些細なことでも気軽に相談しましょう。
  • ●ハラスメント相談員は,あなたのプライバシーを堅く守りながら,ご相談にのります。安心して相談してください。
  • ●相談することが,状況の改善の第一歩になります。
  • ●ハラスメント相談に関する問い合わせ先
     総合相談室 電話 076-264-6160,6154
     メールアドレス  consult@adm.kanazawa-u.ac.jp

★セクシュアル・ハラスメント
 「相手を不快にさせる性的な言動」をセクシュアル・ハラスメント(セクハラ)といいます。「性的な関心,欲求に基づく言動」だけでなく,「性別・性的指向・性自認により差別しようとする意識等に基づく言動」もセクハラです。大学でもセクハラの問題は起きています。被害者は女性が多いですが,男性の場合もあります。

  • ●セクハラの訴えにくさ
     被害者と加害者の権力構造(教員と学生,先輩と後輩等)が被害者側からの声をあげにくくしています。断ったら指導してもらえないとか,単位を認定してもらえないとかの利害関係が心配されるからです。また関係が気まずくなることを恐れる,自意識過剰なのだろうか,自分の方に落度があったのではないかと考えるなど,いろいろな思いで被害者が苦しむことがあります。
  • ●何がセクハラか
     セクハラは人間軽視のあらわれであり,人権問題・教育問題です。相手を尊重する気持ちがあれば生じない問題です。セクハラ行為には直接の性的行動だけでなく,本人の意向を無視した身体接触,食事や外出の強要,性的なからかいなども含まれます。男女差別(ジェンダーハラスメント)やLGBTQ+であることを中傷するような言動(ソジハラスメント),それらを本人の了解なく他人に暴露すること(アウティング)もハラスメントです。女の(男の)くせに…という言い方などにも気をつけなくてはいけません。
  • ●意識しないセクハラ
     セクハラをしていながら,自分では気がついていない場合があります。相手が「いや」と言わなかったから嫌がっているとは思わなかったとか(嫌と言いにくいのがセクハラという問題なのです),これくらいのことは習慣上許されるという考え方が,意識しないセクハラの原因となっているようです。
  • ●被害にあったら・目撃したら
     被害にあったときは自分を責める必要はありません。一人で悩まないで信頼できる人に相談してください。記録を「具体的に」付けておくことなども大事です。
     あなたが目撃者になったときは,加害者に注意する,必要なら証人になる(証人になることで不利益な取り扱いを受けることも禁止されています),また相談されたら,精神的に支える,場合によっては相談窓口や保健管理センター,その他の学生相談窓口に行くように勧めるなど,被害者を支援してください。

★アカデミック・ハラスメント
 研究教育の場における権力を利用した嫌がらせのことです。具体的には,研究テーマを与えない,あるいは,研究テーマを強制するといった研究活動に関する嫌がらせ,暴言を吐く,中傷・嘲笑する,指導を行わない,あるいは,単位認定などに関して不公平・不公正な対応をとるといった研究・教育指導活動に関する嫌がらせなどがあります。

★いじめや学生間のパワー・ハラスメント
 大学生でもいじめが生じても不思議ではありません。現に,本学でも学生間のいじめやいじめ的な行為に関する相談が寄せられています。さまざまな局面で仲間はずれにされたり,無視されたり,中傷メールを流されたり,誹謗・中傷をSNS等に書き込まれるなど,いろいろなケースがあります。また,課外活動,研究室,アルバイト,その他の生活において,人間関係に悩んでいる学生もいます。適切な範囲を超えた継続的な圧力はパワー・ハラスメントに当たります。互いに敬意を持って,良好な人間関係を築いていく必要があります。

★アルコール・ハラスメント
 一気飲みや20歳未満の者の飲酒は論外ですが,コンパや飲み会の席で,お酒を飲むように強要したり,お酒を飲めないことを批判したりする嫌がらせのことです。(守ろう!飲酒のルールを参照)

★就活終われ・ハラスメント
(※就職に関するハラスメント相談は,学務部キャリア支援室でも受け付けています)
 就職活動において起きているハラスメントで,就活終われハラスメント(オワハラ)とも呼ばれています。これは,企業等が学生に対して,就職活動を終わらせることを強要するというものです。企業等側が採用したいと思った学生に対して,現時点で就職活動を終わらせるならば内定を出すなどといった形で行われます。希望の企業等から内定があり,先に内定した企業等を辞退する場合に,例えば承諾書や誓約書等を提出していた場合などは,それを理由にして就職を迫る場合があります。自分の意思と現状を説明し,希望の企業等に就職しましょう。
 また,企業訪問等の際に,本学卒業・修了者を訪ねて業務内容を聞くことは良いことですが,必要以上に食事や酒宴等に参加を強要される場合もあります。自分の意思をしっかりと伝え,希望しない場合は断りましょう。

先輩のつぶやきコラム-4-

実際に被害を受けた,もしくは目撃したら,すぐに相談窓口へ!大丈夫,相談員はあなたの味方です。

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