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プロジェクト概要

【必要性・概要】

2011年6月、能登半島の農林水産業や関連する祭りなど伝統文化が『能登の里山里海』として国連食糧農業機関(FAO)の世界農業遺産(GIAHS=G l o b a l l y I m p o r t a n t A g r i c u l t u r a l H e r i t a g e S y s t e m s)に認定されました。その中で、地域コミュニティーを持続的に維持する仕組み、あるいは自然の恵みに感謝する農林漁業とその文化が高く評価されています。しかし、能登は過疎・高齢化が進行しています。能登の魅力や価値を再発見し、若い人たちが能登に住んでみたい、ビジネスを創造したい、そのようなことを学ぶ場として、金沢大学と能登の4市町(輪島市、珠洲市、穴水町、能登町)が連携して「能登里山里海マイスター」育成プログラムに取り組んでいます。

【取組内容】

珠洲市の能登学舎を拠点に、45歳以下の男女を対象とし、自然と共生した美しい能登半島の再活性化を担う若手人材の育成を目指します。里山里海の豊かな自然資源を活かし、能登の地域課題に取り組む人材、自然と共生し持続可能な地域社会モデルを世界に発信する人材など、この地域の次世代のリーダーを育成します。月2回の集中講義、1期1年間のカリキュラムで、3年間で60人を育成します。博士研究員ら5人を能登に常駐させ、基礎科目(講義や実習)と実践科目(ゼミナール)を指導させます。修了要件は、基礎科目7割の出席と実践科目での卒業論文等の審査の可否となります。また、能登の世界発信プログラムも始まっています。修了時に「能登里山里海マイスター」の称号を金沢大学長より手渡します。

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