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 性の多様性への理解

性の多様性への理解

 性は,生物学的性だけでなく,性的指向,性自認,性別表現(服装や髪型,言葉づかい等)を含めた4つの要素から構成される多様なものであり,このことを性の多様性といいます。
 「LGBT」という言葉の広まりとともに,性的指向や性自認に関する社会的な認知が高まっています。具体的には,性的指向とは恋愛又は性愛がどの対象の性別に向くか向かないかを,性自認とは自己の性別についての認識のことを示します。性的指向や性自認は,人の意思や医療的処置によって変えることはできません。
 「LGBT」とは,レズビアン(性自認が女性で女性を好きになる人),ゲイ(性自認が男性で男性を好きになる人),バイセクシュアル(両性を好きになる人),トランスジェンダー(出生時の戸籍や出生届の性と性自認が一致しない人)の頭文字をとったものです。「LGBT」という言葉は,上記4つのあり方に限らない性的マイノリティの総称として用いられます。クエスチョニングやクィア,他のさまざまな認識としてプラスを加えてLGBTQ+とすることもあります。
 「SOGI」(ソジ)は,性的指向(sexual orientation)と性自認(gender identity)の頭文字をとった略称です。SOGIは,特定の性的指向や性自認の人のみを対象とするカテゴリーではなく,すべての人が持つ2つの属性です。
 すべての構成員が差別されず自らの能力を最大限に発揮できるよう,性の多様性への理解を深め,相互に属性・個性を尊重し合い,修学の妨げを取り除く等の取組を通じて,ダイバーシティにポジティブな大学を創りあげていきましょう。

 本学では,令和4(2022)年度にダイバーシティ推進機構を設置し,LGBTQ+についての理解啓発・教育にも力を入れています。
 本機構では,LGBTQ+の当事者や周囲の人の修学における課題や心配事を解消するため,本学での性の多様性に関する取組や対応をまとめた「LGBTQ+サポートガイド」を公表しています。また,LGBTQ+の当事者や周りの⼈たちが抱えるさまざまな悩みごと,性的自認や性的指向等に関する相談窓口を設置しています。詳細は,〈LGBTQ+相談窓口〉を確認してください。

■LGBTQ+サポートガイド
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