HOME>犯罪の被害者にならないために>ブラックバイトに気をつけよう
〈アルバイトを始めるにあたって〉
これから,アルバイトとして働く機会が増えます。その際,「求人情報と実際の待遇が違う」「テストがある日もシフトを入れられてしまう」「休日がとれない」「代わりをみつけないと辞めさせてもらえない」といった学生生活に支障をきたす場合は,ブラックバイトかもしれません。
アルバイトを始めるにあたっては,次のことに気を付け,ブラックバイトの被害者とならないようにしましょう。また,高報酬と引き換えに違法な仕事をするアルバイトにも注意が必要です。本当に安心して働くことができるか,しっかり考えてからアルバイトを始めましょう。
1.労働条件を確認しよう。
アルバイトも「労働契約」であり,労働基準法が適用されます。学生は契約の当事者です。働き始める際に,疑問があっても言い出しにくいかもしれませんが,同意できない条件で働き始めては危険です。しっかりと話し合い,確認しましょう。
2.労働条件は書面で確認しよう。
労働基準法では,労働契約の際に労働条件を明示することを求めており,特に重要な次の6項目は書面で交付しなければならないとされています。書面で示したものを「労働条件通知書」と言います。労働条件通知書はしっかり受け取って確認してください。
3.書類は保管しておこう。
トラブルを避けるために,次のような書類は保管しておきましょう。
〈知っておきたい労働法と相談先〉
学生が労働法に詳しくないことや,抗議の声をあげにくいことから,違法・不当な扱いを行う職場もあります。
困ったことが起きたら,一人で悩んだり我慢したりせず,早めに相談しましょう。
1.わかりやすい労働法のハンドブック
2.困ったときの相談先
⽯川県の条例により,接待飲⾷店等への不当な客引⾏為は禁⽌されており罰則が科されます。アルバイトは慎重に選びましょう。