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 パソコンや電話を使った犯罪に気をつけよう

パソコンや電話を使った犯罪に気をつけよう

 「Webサイト・オークションで電化製品を落札し,メールで相手と連絡を取り,代金を送金したが,品物が届かない,代金送金後メールでの連絡ができなくなった」。こんな犯罪が増えています。また,パスワードを不正に入手し他人のWebサイトを改ざん,あるいは電子メールを盗み見て不正アクセスするなどのネットワーク利用犯罪も増加しています。また,電子メールには安易に返信したために代金を請求されるという例もありますので,注意が必要です。
 このような犯罪に巻き込まれないためには,次のような注意が必要です。

  • ●相手が信頼できる場合を除き,原則として代金先払いの商品は購入しない。
  • ●代金を振込む前に相手の身元(本名,住所,電話番号)を確認し,明らかにしたがらない場合は取引を中止する。
  • ●パスワードを他人に教えない。

〈フィシング(Phishing)詐欺〉

 フィシング(Phishing)というのは,実在の銀行やクレジットカード会社,ショッピングサイト等を装ったメールを送り,そのメールに書かれたリンク先をクリックすると,実在の銀行などとそっくりに作られた偽のサイトに誘導され,カード番号などの重要な個人情報を入力させてそれを入手してしまう,という手口の詐欺です。
 あたりまえのことですが,カード会社などが「カード番号と暗証番号を入れろ」などと要求するメールを送ってくることはありません。銀行が口座番号と暗証番号を尋ねる電話をかけてくることもありません。それと同じです。

〈スパイウェア〉

 市販のソフトウェアにはユーザーの個人情報を収集して販売元の個人や企業にこれを送るソフトウェアが付属しているものがあります。これを悪意を持って行うソフトウェアを一般的にはスパイウェアと呼びます。その多くはソフトウェアに密かに仕掛けられ,インストールされた際にあなたのパソコンに入り込みます。「Spybot」等スパイウェアを検出・駆除できるソフトもあるので,パソコンの動作に違和感を感じたら,チェックしてみましょう。
 この他,大学の授業[データサイエンス基礎]等で習った注意を守って,パソコンやインターネットを利用しましょう。

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