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 積雪時の心がけ

積雪時の心がけ

 雪道は,道路の区分や路肩が判断できず,車もスリップします。慎重に行動するのが一番。雪に慣れていない人は,特に注意しましょう。
 自宅やアパート近辺に雪がなくても,角間キャンパスには雪があるということがよくあります。

先輩のつぶやきコラム-32-

雪の金沢はきれいだけど,自動車(自転車やバイクも)の運転には不向き。慣れていないなと思ったら,迷わず公共交通機関を利用しよう。もちろん,慣れていると思っている人でも油断は禁物です。

〈自動車の運転〉

  • ●スタッドレス・タイヤに
     冬季は早めに,4輪とも必ず冬用タイヤ(スタッドレスタイヤ)に交換しましょう。
  • ●「急」のつく運転は全部ご法度
     急発進,急加速,急ハンドル,急ブレーキは,すべてスピンや発進不能につながります。
  • ●速度は平常より,ぐっと控えて
     雪道の制動停止距離は,通常の2~4倍です。速度は平常より,ぐっと控え,車間距離は大きく取りましょう。雪道では追突事故が多発します。運転に慣れた人は雪道での減速にエンジン・ブレーキを使います。ブレーキ・ランプが点灯しませんから,追突にご用心。
  • ●車間距離を大きく
     雪道では自分も,他の車もいつスリップするかわかりません。他の車が飛び込んできても安全なように,車間距離を大きく取りましょう。
  • ●坂道のカーブは危険が一杯
     平地のほんの緩やかなカーブでも時速40㎞位でスピンします。角間キャンパスは市街地よりも積雪が多く,しかも坂とカーブばかりです。
     上りでスリップすれば交通遮断,下りでスピンすれば命が危ない。
  • ● 4輪駆動もアイスバーンや圧雪路面ではスリップ
     どんな車もアイスバーンや圧雪路面では,スリップして,コントロール不能になります。
  • ●日陰部分や橋上の凍結
     橋と坂の多い町,金沢。坂の日陰部や橋上は凍結しています。手前で減速し,ゆっくり進入しよう。
  • ●歩行者への思いやり
     融雪水の溜まりへ高速で突っ込めば,泥水や雪をシャワーのようにはね散らします。歩行者にも気配りし徐行するのが当然です。
  • ●スコップは車の必需品
     スコップは必ずトランクに準備。駐車スペースの除雪や吹き溜まりに突っ込んだときや,轍から出られないときも便利です。
  • ●もう一つの必需品,スノーワイパー
     スノーワイパーはガラス面の氷や車に積もった雪を取り除くのに便利です。

〈バイク・自転車の運転〉

  • ●雪道では二輪車の運転はやめよう!
     雪道では,ブレーキも効かず,スリップ転倒の危険が一杯です。転倒すれば車の下敷きです。雪道では二輪車に乗らない。これが基本です。
     降雪・積雪の日は,バスを利用しましょう。

先輩のつぶやきコラム-33-

命の危険があるばかりでなく,四輪の進行の妨げにもなりかねません。積雪や路面凍結時には愛車を休ませ,バスを利用しましょう。(地下歩道では,自転車に乗らず,押して通行を)。

〈歩行者として〉

  • ●滑る雪道
     雪道は滑るのが当たり前。冬用の滑らない,そして防水の効いた靴を履きましょう。融雪水の噴出しや水溜りなどが多く,防水靴は冬の必需品です。
     やむを得ず車道を歩くこともありますが,道端は傾斜がついていて,転倒すれば車の下へ滑り込む危険が一杯です。滑らないためには,少し雪の積もった所を歩くことです。

先輩のつぶやきコラム-34-

金沢の雪は水気が多くてびちゃびちゃのシャーベット状になり,それが凍ると地面がつるつるのアイスバーン状態になります。適した靴を履き,十分に気をつけましょう。鶴間坂では手すりを利用し,慎重に。

  • ●車の間近を避けて
     雪道では車もコントロールできません。いつスピンするか分からない車の間近を通るのは自滅行為です。
     雪が積もっていても,歩道がある道ではできるだけ歩道を歩きましょう。

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