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むしとりあみ通信

氏名:中村晃規
専門:生態学
里山の動植物の話題,自然学校の日々の活動で感じたことなどを伝えます

炭焼き窯プロジェクト

炭焼き小屋周辺の片付け

昨年,みんなで作った炭焼き小屋.
まだ未完成な部分もあります.新学期が始まり,時間に余裕のある学生と周辺の後片付け.

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使った道具をまとめたり,伐ったまま放置していた竹を粉砕したり.
少しだけすっきりしました.

これから作業小屋を作らなくてはいけないですが,なかなか予定がたちません.

中村晃規 (2009年4月21日 11:35) | コメント(0)

炭焼き小屋が倒れました

先週から今週にかけて,金沢ではしんしんと雪が降り積もりました.
深深と...

気になっていた炭焼き小屋.竹で作った炭焼き小屋の無事が知りたくかんじきを履いて裏山へ.

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やはりこの雪の重みには耐えられなかったようです.つぶれていました.

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作りかけの窯自体は無傷.よかったよかった.ちょうど春に杉材を使って立て替えようと話していたところ.
今度は雪に負けない小屋を作ります.

3月に入ったら早速小屋の材料の準備や作業スペースの確保などの活動をスタートさせます.窯全体の5月完成を目指しています.一緒に作りたい方募集中です!よろしくお願いします.

中村晃規 (2008年2月19日 17:02) | コメント(1)

窯腰づくり〜ここまで進みました〜

8月も終わりに近づき,炭窯も完成間近!!
といきたいところですが,えっちらおっちらと続くCLUB炭焼きの炭窯づくり.
やっと窯腰のレンガ積みが半分まで完成しました.

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全部で約20段積まなくてはいけないところ,現在10段くらいまで終了です.
窯の奥に見える煙突部分はほぼ完成.技術指導をしてくれている中村さんが作ってくれました.
何しろ煙突はデリケートで,煙をうまくひかせるためにその形にもコツがあるので,私たちには手が出せません.

9月末には完成!の夢を描いてましたが,この分だとまだまだかかりそうです.
粘土のふるいがけ,瓦チップ運び,小屋がけ,周りの広場の草刈りなどなど,仕事はいっぱい,山積みです.

8月28日には窯横にある杉林を間伐し,小屋用の材を切り出します.切り倒すだけでなく,材として使うために皮むきもせねばなりません.がんばろう!!

中村晃規 (2007年8月25日 17:24) | コメント(0)

窯腰づくり〜レンガ積み手ほどき

今回製作している窯は,大学生のサークル「CLUB炭焼き」のメンバーが中心に作業をしています.
彼らは土の掘り起こしから小屋づくり,そして現在の窯腰づくりまで,すべて手作業でやってきました.

この日はレンガの積み方を手ほどきしてもらいました.モルタルの量,隣のレンガとどれくらい間隔を開けて並べるのか,水平のとりかたなどなど,じっくりと.と言うのもこの日作業に参加できた学生は一名.なので時間をかけて教えてもらえたのです.

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手ほどきを受けた学生は,「他の学生にはあなたからおしえるように」といわれてました.がんばれ〜!!

中村晃規 (2007年7月 6日 15:34) | コメント(0)

窯腰づくり〜レンガ積み一段目

私たちの炭焼き窯は,そのほとんどを赤レンガで作ります.炭焼き窯づくりの本を見ると,自然石か耐火レンガでつくるのが一般的です.ですが,安田さんによると,窯腰(窯壁)に耐火レンガを使う必要はなく,むしろ赤レンガの方が良い炭が焼けるのだそうです(理由は忘れてしまいました).

とうことでこの日はレンガ一段目を積む作業.これで窯の形を決定します.

まずはタコを使って固めた底の上にグリ石をだいたい窯腰の形になるよう,まるく敷いていきます.

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グリ石を敷き終わったところ.炊き口に当たる部分にはグリ石は敷きません.

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この時点でもう一度タコを使って突き固めます.

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先ほどのグリ石も突き固めます.

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窯底,グリ石が堅くしまったところでいよいよレンガ積み開始です.
モルタルの定着を良くするため,グリ石に水をまいて湿らせます.その上にモルタルを乗せ,さらにレンガを置きます.

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奥半分は,90cmの半円を描くようにレンガを置いていきます.その位置決めは,センターの杭と90cmの竹.
90cmの長さに切った竹の一方をセンターの杭に,もう片方をレンガにあてて長さを決め,半径90cmのレンガの半円を描いていきます.もちろん一つ一つ水平をきちんと出しながらの作業です.

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こうしてレンガ積み一段目のできあがり.

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手前半分はセンターから炊き口方向へまっすぐ90cm線を延ばし,基点をとります.その基点から半径45cmの扇形を炊き口につくり,先ほどの90cmの半円と結んでいきます.

一段目が完成したところで今日の作業は終了となりました.

中村晃規 (2007年7月 5日 15:47) | コメント(0)

窯底づくり

昨日に引き続き,今日も窯づくりです.学生2名と私,そして現場監督の中村さんの3人で作業を行いました.

昨日私たちが帰った後,中村さんが煙道に少し手をいれてくれました.

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写真でみるように,煙道の一段目が完成しています.煙道は窯の要で窯の中での火の周り具合を決定します.重要なところなので現場監督にお任せします.

私たちは窯底に土を入れる作業.土手を掘った時に出た土と瓦チップを混ぜながら底を埋めていきます.
埋める深さは最終的に窯底になる部分からレンガ2枚分下まで.せっかく掘った穴ですが,どんどん埋めます.

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排水マスに山盛りにしたグリ石が見えなくなるまで土を入れ,平らにならします.

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ならしたところで踏み固めます.

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うろうろ歩きながら踏み固めます.

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だいたい踏み固めたところで改めて窯のセンターを決め,竹の杭で窯の形を窯底に出します.

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これで今日の作業は終了.明日はもう一度タコという道具で土をつき固め,その後グリ石を敷いていきます.
グリ石を敷き終わったらレンガ積み開始!ついに窯腰をつくる作業がスタートです.

中村晃規 (2007年7月 4日 17:37) | コメント(0)

排水設備づくりと煙道づくり

6月27日に現場指導引き受けてくれた中村さんとお会いし,6月28日から本格スタート!の予定でしたが季節は梅雨.雨のため延期となり,本日改めてスタートとなりました(6月27日の打ち合わせで頼まれた窯の入り口を広げる作業と排水マスにグリ石を入れる作業は29日に終わらせました=写真1枚目=).

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今日の作業では排水溝をモルタルで固定し,グリ石を入れ,再度センター決め.その後,煙道をつくり始めます.

まず初めは耐火モルタルをこねます.写真はモルタルをこねるリーダーの古瀬君=写真2枚目=.

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こねたモルタルを排水溝に盛り,その上からコンクリートのU字溝を「ドン」と乗せます.=写真3枚目=
このときU字溝は煙道から排水マスに向けて,緩い傾斜をつけ,煙道に流れ込んだ水が排水マスに流れるようにします.
それほど強い傾斜をつける必要はありません.

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煙道の底にはこねたモルタルを入れます.そのモルタルの上にレンガを2枚ハの字に並べます.このときレンガそれぞれが水平に,またレンガ同士も水平になるよう水準器をみながらトンカチで「トントン」と調節します.=写真4枚目=

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ハの字に並べたレンガから奥に向かって半割りにしたレンガを置きます.もちろんこのときも水平を出しながら.こうして煙道の姿が見えてきました.=写真5枚目=
この写真で見えるように,U字溝もグリ石で埋めていきます.

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まだまだ先は長いですが,少し炭窯の姿が見えてきました.
次は先に購入した「瓦チップ」を窯底に敷き詰めていく作業になります.

中村晃規 (2007年7月 3日 15:27) | コメント(0)

窯底づくり下準備

5月9日の後,ちまちまと作業をすすめていましたが例によってなかなか前進しない状況が続いていました.
そうしたところ,安田さんから連絡があり,作業の指導者を紹介していただきました.
その方はこれまでにも安田さんと炭窯をつくっており,比較的時間に余裕があるので,頻繁に金沢大学に行けるとのこと.
現場監督として学生の指導をしてくれるようです.明日(6月27日)から来てくれます.

で,今日はその下準備.炭窯の底の高さを決定し,水平をだし,さらにセンターをだしました.下の写真の赤いラインが炭窯の底になります.
明日からの作業では,先日から作っている排水溝を完成させ,煙道の位置を決め,このラインまで埋め戻します.

停滞していた作業もこれで動き出しそうです.

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中村晃規 (2007年6月26日 14:50) | コメント(0)

排水設備づくり〜コンクリートで補強〜

連休前スタートさせた「排水設備づくり」.少し時間が空いたので,窯底の排水升をコンクリートで補強しました.
まずはこれまでに掘った升のサイズに合わせてベニヤをノコギリで切ります.
切っては升に合わせ,合わせては切っての繰り返し.この作業の中で升の形もシャベルで丁寧に直していきます.
サイズが合ったところでベニヤを釘で四角に組み立て,升の中に入れます.

次はベニヤと升の壁の間にできた隙間にコンクリートを流し込み,補強.
「コンクリートは20kgもあれば十分だろう」とタカをくくっていましたが,予想は大外れ.まったく足りません.
コンクリートがなくなったところでホームセンターへ買い出しに.結局,2回ホームセンターに行きました.
使ったコンクリートの量は80kg(4袋).意外とたくさん必要なものですね.

一日たって撮影したのが下の写真.かっちりと固まっています.次回はグリ石を入れつつ,煙道からの排水溝をつくる作業になります.

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中村晃規 (2007年5月 9日 15:41) | コメント(1)

排水装置・煙道の下ごしらえ

この日は排水と排煙装置を作り始めました.
まずこれまでに掘り込んだ炭窯の壁のうち,煙道になる部分をさらに堀り込みました.
幅,奥行きともに約40cm.現場ではかなり掘ったつもりでしたが,後から写真をみるとちょっと足りないかな...もう少し広く掘った方が良さそうです(写真2枚目).

掘った煙道部分から,あらかじめ窯底に掘った升に向かって,幅約30cmの溝をまっすぐ伸ばします.深さは煙突から升に向けて少し傾斜がつくように,一番深い部分で約20cmになるように調整しました.この溝にはコンクリートのU字溝をはめ,さらにグリ石を入れます.こうすることで炭焼きの時に煙突部分にたまる水(木材からでる)を排水升に流します.
ただこちらも後で見ると幅も深さも足りない気がします.

作業を終えてから,このような手直しが必要なことがわかりました.仕事の合間,時間を見つけて直すことにしましょう.

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中村晃規 (2007年4月28日 15:16) | コメント(0)

炭焼き窯〜排水溝づくり〜

炭焼き釜の排水溝づくりにとりかかりました.とはいってもまだまだスタート.ほんの少しすすんだだけです.

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これまでに掘った穴をさらに40cmほど掘り下げ,その中央にタテ40cm,ヨコ40cm,深さ20cmの四角い穴をつくります.
この穴の側面をコンクリートで固め,グリ石を入れます.排煙口の下からこの穴に向かって溝を掘り,炭焼きの時に木からでた水を流すといったしくみです.
この排水溝を作りながら埋めていき,窯底をつくります.材料がそろい次第,作業をすすめる予定です.

さてこの間こんな物が届きました.
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一袋1立法メートル.全部で6立法メートルです.その中身はこれ.

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廃材の瓦を細かく砕いたものです.これからの窯底づくりや天井づくりに,この「瓦チップ」が大活躍してくれるはずです.用途や効果については,おいおい説明していきます.

中村晃規 (2007年3月16日 15:43) | コメント(0)

炭焼き小屋づくり〜竹の壁&補強〜

一応形になった炭焼き小屋.里山メイトの松尾さんが吹きさらしではダメだろうということで,こつこつと側面を作ってくれました.
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そしてこんな感じに.

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うしろから見ると完全に風景にとけ込んでいます.
壁面に使ったのはすべて竹の枝.小屋の柱や梁にするために伐った竹の枝を残しておき,それをわら縄で結んでつくりました.
小屋の中にはいると,竹の葉のいいにおいがして,なかなか快適です.

また,雪の重みに耐えられるよう,さらに補強をしました.

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写真ではわかりにくいかもしれませんが,天井の梁を支えるよう,斜めに木を何本か入れてあります.
この補強をしたあと,何度か雪が降ったのですが前回のように天井が下がり,シートに穴が開くようなことはありませんでした.
ただ,やはり素人の私たちがつくったため,いろんな場所のわら縄がゆるんできています.
締め直しが必要かもしれません.

中村晃規 (2007年3月10日 15:30) | コメント(0)

雪の重み〜小屋の補強

12月28日〜29日にかけて,金沢では雪が降りました.
気になったので角間の里と炭焼き小屋へ.積雪は約30cm.
かんじきを履いて裏山をのぼり,たどり着いた炭焼き小屋.
あぁ...やっぱり屋根が大きくたわんでいました.そして棟の中央から,ぽっかりと竹の頭が見えてます.
小屋の中からみると防水シートを突き破っていました(写真1枚目).


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屋根の差し渡しは約6m.案の上,棟の中央に柱を一本入れただけでは雪の重みに耐えられませんでした.よく見ると梁と柱を結んだワラ縄がぶっつり切れています.
屋根に雪が積もる→中央の柱に重みがかかる→ワラ縄が切れる→防水シートを柱が貫通
となったようですね.


その後は強い雪にもならず,年明けには積もった雪もすっかりとけました.たった一日の積雪.それで防水シートに穴が空き,悔しい思いで一杯です.

そして年明けの今日,今後の積雪に備え,小屋の補強をしました(写真2枚目).




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重みが集中する棟の真ん中に杉の木を2本,新しく入れました.あと入り口近くの棟の下にも一本.
これで何とかなるでしょう.
問題はこれらの柱が窯の中に立っていること.このままでは作業ができないので何とか他の方法も考えなくてはいけません.

いろいろ大変だぁ...

中村晃規 (2007年1月 5日 16:01) | コメント(0)

小屋がけ〜その5日目

これまで小屋作りに協力してくださっていた里山メイトのMさんが朝にやってきました.

「小屋に屋根架けてあるけど,あれではダメだよ.30cmも雪が降ったらつぶれてしまうよ.」

とのことで急遽小屋の補強と屋根(防水シート)の張り直し.炭焼きサークルのHくんにも出てきてもらい,一日かけて作業をしました.

こちらがマイナーチェンジした小屋.


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前回の写真と比べてください.奥行きを1mほどのばし,柱の間のすじかいが増えているのがわかるでしょうか.また屋根の防水シートもしっかりと垂木,桁に結びつけました(前は4箇所ほどを簡単に結んだだけ).

Mさんは「これで週末に雪が降っても大丈夫.安心して眠れる」と納得.
壁面の風よけなど,まだまだ手を入れたい部分はあるようですが,年内の作業は終了となりました.

小屋を後ろ(煙突側)からみたところ(写真3枚目).


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屋根を支える柱が煙突づくりの邪魔になることが判明.窯全体を前方向にずらすなどの対応が必要になります.

小屋の中を入り口(窯の焚き口)方向からみたところ(写真4枚目).



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年末年始の雪に備え,窯ができる場所(ちょうど小屋の中心にあたる)にも柱を一本.屋根を支えています.
横になっているのが,今回大活躍のはしご.大学の近くの蔵にあった物をいただきました.ずっしりと重く,がっしりとしたこのはしご.アルミの脚立よりも安心して登れました.重いので持ち運びは大変でしたが...






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小屋の中から天井を見上げるとこんな感じです(写真5枚目).

小屋はとりあえず終了にして,年明けからは排水装置づくり,窯底づくり,そしていよいよ窯腰づくりへと作業をすすめていかなくては...3月下旬〜4月上旬の「窯の天井づくり」に向けて.

中村晃規 (2006年12月26日 15:57) | コメント(0)

小屋がけ〜その3日目,4日目

3日目〜12月19日
前回に引き続き,垂木を固定していくことから作業は始まりました.やり残した分の5本を棟木から桁に斜めに固定.こちらの作業は1時間ほどで終わりました.
さて次は棟木に並行に,垂木に直行するよう,屋根に竹を渡していきます.大体1m間隔で片方の屋根に2本ずつ,合計4本をいれました.今後の積雪の事を考え,垂木の上ではなく,下から固定していきます(雪がスムーズに落ちるように).ちょうど垂木にぶら下がるような形になります.垂木と直行する部分は,すべてわら縄で固定.一本一本固定するにしたがって,屋根全体のたわみがなくなり,がっちりしてきます.
残り1本を残し,この日の作業は終了となりました.

4日目〜12月20日
最後の1本を入れ,いよいよ防水シートを屋根にのせます.前日の作業で小屋の骨組みはかなりしっかりしています.縦横に走る竹は,まる公園のジャングルジムのよう.屋根の上を右へ左へ自由に動けます.
シートをのせた状態がこちら.

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熱帯のジャングルにある簡易野営地のようです.

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シートをロープで固定し,完成です!里山メイトのMさんの協力で,始めに考えていたよりも良い屋根ができました.
素材は竹ですが,きちんと使えば3年くらいもつとのこと.これからは雨を心配せず,作業ができます.

<小屋がけで使った資材>
わら縄:7巻,防水シート:6m×7m,ビニールロープ:1巻,竹:たくさん

<使った道具>
竹きり用鋸,剪定ばさみ,ナタ,脚立,はしご,突きグワ(柱を立てる穴を掘る)

使ったお金はわら縄の5310円のみでした.

中村晃規 (2006年12月20日 10:48) | コメント(0)

小屋がけ〜その2日目

小屋がけの二日目.この日は屋根の棟木を完全にあげ,垂木を渡す作業になりました.
屋根のてっぺんが予定より高くなり,脚立も届かなくなったので横木にはしごを渡し,その上での作業です(写真1枚目.横木にはしごを渡したところ).


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はしごに登り,まずは棟木を固定し,そこから斜めに垂木を渡していきます(写真2枚目).


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上からかぶせる防水シートが雪の重みでたわまないよう,大体30cm間隔で固定していきます.
約3mの竹を屋根の片面に16本.合計32本を使います.竹を切り出しつつ,固定していくといった作業でしたので,全部の垂木を固定することは出来ませんでした.
この日の作業で出来たのがこちら(写真3枚目).


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昨日の状態に比べ,かなり小屋らしくなりました.また前日はまだまだグラグラしていたのですが,垂木を渡したり,側面に斜めに竹をいれたりして,ぐらつきもほとんどありません.簡単な作りですが,しっかりした骨組みになりました.
次回は屋根を仕上げ,防水シートをかぶせます.そこまでできたら,一応の完成です.

中村晃規 (2006年12月13日 16:19) | コメント(2)

小屋がけ〜その1日目

雪が降るまでになんとか...と思っていた小屋がけに本日とりかかりました.
指導者はどうしようか悩んでいましたが,里山メイトのMさんに相談したところ,「私が協力してあげる」と快いお返事.
こんな時は,里山メイトのありがたさが身にしみます.

雨の中,Mさんの指示が飛びます.「大体1.5mくらいに竹を切って.わしが穴を掘るからそこに立てて」.
気がつけば荒堀の炭窯の周りに6本の柱がたっていました(写真2枚目).

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なんだかおかしいぞ?合掌づくりでつくる予定では???
Mさんは「炭焼きの作業のやりやすさを考えたら,桁づくりの方が良い」と判断し,柱を立て,棟上げをして屋根をのせる方法に切り替えたのだそうです.

立った柱には,横木を渡していきます.横木は荒縄を使い,しっかりと柱に固定(写真3枚目).

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2時間ほどの作業で小屋の外観が見えてきました.屋根のてっぺんの梁を渡したところで本日の作業は終了(写真4枚目).

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当初予定していたよりも,背が高く,広い小屋になりそうです.4枚目の写真で人の背丈と柱の高さを比べれば,どれくらい高いか想像できると思います.

明日は屋根部分や壁部分にさらに竹を渡し,強度を確認した後防水シートをのせます.

中村晃規 (2006年12月12日 17:39) | コメント(0)

上屋(仮)づくり準備

荒堀りも終わり,次の工程に進みたいところなのですが,金沢はそろそろ雪が降る頃.
その前に掘った穴を雨風,雪から守る上屋掛けをしなくてはいけなくなって来ました.
本当なら間伐材などを使い,しっかりした木造の炭焼き小屋を建てたいのですが,その時間はなさそう.
で,代替案として周辺に生えている竹を利用し,簡単な屋根をのせようということになりました.

もともと竹林の中に作っている炭窯ですから,材料はいくらでもあります.
屋根を葺く材料に迷いましたが,この活動に協力してくださっている地元のおじさんから,大きな防水シートをもらったので,これで間に合わせようと思います.
春になって余裕ができれば木造の小屋を建てれば良いでしょう.

で,今日は柱や梁に使う竹材の準備.長さ10mくらいのモウソウチクを6本切り倒しました.
注意したのは今年でたばかりの竹は使わないこと.節が黒くなり,また表面も黄色くなっている3〜4年ものの竹を選んで伐採しました.
若い竹は水分を多く含んでいて,建材としては不向きだと考えたからです.

あとは建て方を指導してくれる方を探すのみ.自分たちで試行錯誤しても良いのですが,ちょっと不安です.

中村晃規 (2006年11月28日 17:34) | コメント(0)

とりあえず荒堀は終了

やっと荒堀が一段落しました.

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前からみるとこんな感じ.スコップ,つるはしの長さ(約90cm)と比較すれば,どれだけ深く掘ったかわかるでしょう.
二枚目は上から見たところ.

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先日紹介した「かま底の型板」がすっぽり入る大きさになりました.

この日は集まったメンバーで少しだけ手直し.

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とりあえず「荒堀は終わりました〜!!」と言えるようになりました.
一週間に二回,それぞれ二時間くらいずつの作業でほぼ一ヶ月かかった事になります.スピードが遅い!!と思われるかもしれません.が,天気も悪かったし,授業の合間を縫っての作業では,こうなるのも仕方ありません.

今日は作業に加わったみんなで喜びを分かち合いました.

さて次の作業は簡易の屋根架けと排水装置づくり,窯底づくりです.
材料を集めなくては...なのですが,実は重大な問題が...
なんとか解決しているのですが,それについては次の機会に...

中村晃規 (2006年11月21日 17:35) | コメント(0)

型板づくり

じりじりと続く炭窯づくり.荒堀り作業はまだまだ途中ですが,この日は炭窯の形を決める「型板づくり」です.

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適当なサイズのベニヤ板にかま底の形を写しとり,ノコギリで切って完成です.大きなサイズのベニヤ板を使うのは大変なので,いらなくなった作業台の天板(180×90)を3枚組み合わせて作ります.

で,出来上がったのがこちら

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これを荒堀のすんだ穴に敷き,周りにレンガを積んでいきます.
もちろん窯底に直接印を付けても良いのですが,穴の大きさを決めるためにも,今回は型板を作りました.

二個目の窯を作るときにも使えますしね(いつ作るかわかりませんが...).

中村晃規 (2006年11月 7日 13:42) | コメント(0)

荒堀

炭焼き窯の荒堀作業が続いています.授業の合間を利用しての作業ですが,何とか3分の1くらいまで掘りすすみました.
そうこうしているうちに,注文していた窯腰用のレンガが到着.赤レンガ1500個,耐熱レンガ500個.並べてみると壮観です.リーダーのHくんと改めて窯完成に向けて決意を固めると共に,その責任の重さに...
ゆっくりのんびりとした窯づくり.果たして今年中に完成するのか,ちょっと不安.ですがここまできた以上,完成させねばなりません.

<これまでに発注した資材>
赤レンガ:1500個 窯腰用
耐熱レンガ:500個 煙道,焚き口用
耐火モルタル:10袋 レンガ積み用

写真は今回作る窯の設計図.クリックすると大きくなります.

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中村晃規 (2006年10月26日 18:25) | コメント(0)

学生たちが炭焼き窯づくりをはじめました

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教育学部の学生を中心に結成したサークル「CLUB 炭焼き」が炭窯づくりにとりかかりました.
場所は「角間の里」の裏手をあがった竹藪の横.元からあった段差を利用し,奥行き250cm,幅200cm程度の炭窯を作ります.

本年度に入ってからの半年の間,彼らは自主的に勉強会を開いたり,実際に炭焼きの現場に出かけて見学をしたりと着々と準備をすすめてきました.
当初の計画から大幅に遅れたスタート(8月から製作に取りかかる予定でした)ですが,なんとか今年中に完成させたいとみんな張り切っています.
現在の作業は「荒堀り」.重機を使わず,クワやスコップを持ち,手堀りでがんばっています.地下にひろがる竹の地下茎と戦いながら...

今後の様子は,このブログで報告していきます.この活動に興味のある方は,是非ご連絡ください.彼らをサポートしてやろうという方を募集中です.もちろん学生の参加も大歓迎です.よろしくお願いします.

<写真上:初めての鍬入れ,写真下:二日間の作業の成果>

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中村晃規 (2006年10月17日 11:31) | コメント(0)