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むしとりあみ通信

氏名:中村晃規
専門:生態学
里山の動植物の話題,自然学校の日々の活動で感じたことなどを伝えます

活動雑感

農作業な日

今日は午前中田上小学校の脱穀がありました.
春に田植えをし,先月末に稲刈り,そのあと充分天日に干し,今日の脱穀です.

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記念館の前に足踏み脱穀機と千歯こきを3台ずつならべ,児童約100名が総掛かり=写真=.
わいわいとにぎやかな声がひびいていました.
今日の脱穀では,嬉しいサプライズが一つありました.それは,里山メイトさんが連れてきてくれた講師のおばあちゃんお二人.それぞれ85才と90才のご高齢!!実際に若い頃つかっていた脱穀機を見て,「なつかしい〜」と嬉しそうでした.

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おばあちゃんたちは優しく,子ども達に脱穀機の使い方を教えてくれました.
記念館をバックに,懐かしい農村の風景が(少し)よみがえったような錯覚を感じ,とても嬉しい私でした.

おばあちゃんに教わったこと,(1)回転脱穀機は,「ミノル式」が一番であること,(2) 千歯こきは,種籾をとるためだけに使ったこと.これは千歯こきがお米をいためないからだそうです.





子ども達が帰った後は籾すりです.こちらは手作業ではなく,機械を使っての作業.

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もちろん籾殻も捨てずにとっておき,畑などで使います.










午後からはメイトさんのお手伝いで苺の苗植え.

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約50株を植えました.3月には赤い実をつけ,子ども達を楽しませてくれることでしょう.

さて,明日はキタダンでとれたお米の脱穀,アワとキビの精白です.なんだかここのところ農作業な日々.作業着を記念館に置いておこうかなと思案中です.

中村晃規 (2005年10月21日 17:20) | コメント(1)

嬉しい手紙

夏休みに里山を訪れた子ども達からお礼のお手紙が届きました.
いろいろと活動をやっているなか, こうした手紙は本当に励みになります.

記念館でお泊まり合宿をした幼稚園から届いたのは分厚い封筒.中を開けると,A4版の紙にお礼の文章と絵を描いた手紙が詰まっていました.

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この子のように,みんな森と昆虫の絵を描いています.虫取りが楽しかった様子がこちらに伝わってきます.







夜に里山で虫取りをしたいというので,私が同行した親子からは,自作の絵はがきが届きました.

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文章はお母さん(かお父さん)が書いたようですが,すばらしいノコギリクワガタの絵を小学生の男の子が添えてくれました.脚の形や触角の様子など,ずいぶんしっかりと観察して描いたことが見て取れます.

また,中能登町の久江小学校のみんなからは,角間の里山と記念館を訪れた感想が届きました.単に感想を書くだけでなく,私への質問付き.「里山で一番高い木は何ですか?その種類は?」とか,「なぜ白峰からこの建物を移築したのですか?」,「昔ながらの方法で建ててるの?(釘は使ってるの?)」など,なかなか良い質問がそろっています.気を引き締めて答えなきゃいけないですね.

学年も住んでいる場所も違う子ども達ですが,どの子も角間の里山の自然を満喫し,さらに自然に対する好奇心を深めてくれたようです.

さて,私も彼らに負けず,お礼の手紙への返事を書かなくてはいけません.がんばろう.

中村晃規 (2005年9月13日 17:12) | コメント(0)

夜鳴く虫の観察会

見事に雨が降りました.しかも集合時間には土砂降り.
それでも一組の親子(3名)がやってきてくれました.
始めの予定通り,パワーポイントで鳴く虫の動画,鳴き声を紹介し,記念館の周りを少し歩いて実際の鳴き声を聞きました.

小学校3年生の彼に「何種類くらい鳴いているか,それからなんていう種類の虫が鳴いているか,考えてごらん」とお題を出すと「いろんな鳴き声が混ざっていて,わけわかんない!」との返事.
全くその通りで,一度説明を聞いて,鳴き声を教えてもらったくらいでは,なかなか聞き分けは難しいですね.よくわかります.私もずいぶん苦労しています.もし本当に聞き分けをしたいなら,ネットのホームページや市販のCD,そして図鑑を使ってコツコツ勉強してくださいとアドバイスしました.
(ちなみにネットでは,このページ→ http://hitohaku.jp/musi/index.htmやこのページ→ http://mushinone.cool.ne.jp/が役にたちます)

それにしても天候のためとはいえ,参加者が少なかったのが残念です.要望が多かったら,別の日に臨時で観察会をしても良いかなと思案中.リクエストありますかね?

中村晃規 (2005年9月10日 20:51) | コメント(0)

バッタ観察会

暑い日でした.夏休み明けの土曜日ですので,参加者は少ないだろうとの予想に反し,約30名の親子が参加しました.
約1時間半の行程でしたが,17種類のバッタ,コオロギが採集できました.
子ども達の様子などは,インターンシップの学生が活動記録に書いてくれたので,そちらを読んでください.
今日の活動で採集,または観察出来たのは,

モリオカメコオロギ,エンマコオロギ,ツヅレサセコオロギ,マダラスズ,アオマツムシ,ツユムシ,ウスイロササキリ,クサキリ,ノミバッタ,ヒシバッタ,オンブバッタ,ショウリョウバッタ,トノサマバッタ,クルマバッタ,クルマバッタモドキ,イボバッタ,イナゴの仲間

でした.まずまずの収穫です.

参加者には,種名を調べるための検索表とミニ図鑑を配布してあります.お家にかえってから,調べていてくれるでしょうかね?

夕方からは,夜鳴く虫の観察会です.ありゃ?雨が降ってきた.観察会できるかな?

中村晃規 (2005年9月10日 14:51) | コメント(0)

バッタ観察〜準備

一昨日から「バッタ採集会」と「夜鳴く虫の観察会」の準備をし始め,今日の午後,印刷が終了しました.
小さな子でもバッタの種名を調べられるよう,「検索表」をネットで探し,さらに画像と説明入りの「角間でみられる主なバッタ図鑑」を作りました.また,鳴き声から種名を調べることが出来るよう,「鳴き声検索表」も準備しました.
どれも悪くない出来です.これらがあれば,小さな子でもなんとか種名をしらべられるだろうと感じています.幼稚園の子でもお母さん,お父さんと一緒なら大丈夫.種名が調べられます.

また,「夜鳴く虫の観察会」では,外で虫を探す前に室内で事前学習をします.そうじゃないと「きれいな声で鳴いてるね」で終わりそうなので...事前学習に使うパワーポイントも作成しました.こちらは昨年に作ってあったので,少し手直しをした程度.パワーポイント上で,画像や動画を使って,このあたりで見られるバッタやコオロギの鳴き声を紹介します.

現地の下見をしてみると,約1時間歩いただけで,ショウリョウバッタ,クルマバッタモドキ,イナゴのなかま,ヒシバッタの仲間,ツユムシなどなど,約10種類が確認できました.一人で歩いてこれだけ確認できれば充分です.明日の採集会では,たくさんの目でバッタを探すことになりますから,もっともっと別の種類を見つけられるでしょう.期待!

夕方からも現地の下見をします.鳴く虫マップが作りたかったのですが,ちょっとそこまでは手がまわりそうにありません.明日の観察会で歩きながら,作成できるかもしれません.

お天気も悪くなさそうです.明日の観察会が楽しみです.

中村晃規 (2005年9月 9日 16:31) | コメント(1)