HOME »  むしとりあみ通信 »  里山保全 »  竹コンポストのその後

むしとりあみ通信

氏名:中村晃規
専門:生態学
里山の動植物の話題,自然学校の日々の活動で感じたことなどを伝えます

竹コンポストのその後

8月25日に紹介した「竹コンポスト」ですが,その後を...

8月26日
R0012623.jpg

生ゴミの分解はまだ進んでおらず,投入したナシの皮,カボチャの残り,ナスのヘタ,タマネギの皮などそのままで残っています.温度も上がっていません.「大丈夫かな?」と心配でしたが,しばらくこのまま続けることにしました.

その後,毎日生ゴミを投入しましたが,生ゴミ特有の匂いはせず,ベランダにおいてあるのですが,まったく困りませんでした.竹の脱臭力のおかげでしょう.

9月5日
R0012944.jpg

写真で見るように,分解があまり進んでいないようです.卵の殻,果物,野菜の皮などがそのまま残っています.
2日ほどかくはんせずにおいていたら,カボチャの種が発芽しました.これが竹の生命力でしょうか?
コンポストの温度も上がっていません.匂いもなく,虫も出ていません.

9月9日
R0012969.jpg

その後も温度があがりません.匂いはありませんが,小さなハエが発生しました.温度が上がってないからでしょう.このままでは変化が無いと判断し,米ぬかを入れました.スーパーの買い物袋に一杯程度.結構多めです.

9月11日
R0013123.jpg

写真ではわかりませんが,全体に白く菌が広がりました.また内部の温度が50℃くらいまであがりました.やはり米ぬかを多めに入れるのが良いようです.

9月13日
R0013242.jpg

温度は高いまま安定しています.生ゴミの分解がすすみ,繊維質の物(果物や根菜の皮)も一部が分解されました.

その後,米ぬかを追加せず,毎日生ゴミを入れて様子を見ました.
繊維質のものを除けば,生ゴミは2〜3日で形がわからなくなりました.魚の骨も問題なく分解されます.
引き続き,匂いも気になりません.

9月19日ごろから温度が下がってきたようです.再度,米ぬかを入れる必要がありそうです.

9月22日
R0013407.jpg

大分,土っぽくなってきました.全体に白く菌もかかっています.なかなか分解されなかった果物の皮も,小さくなりました.
R0013409.jpg

ただ,下がった温度が上がらないため,再度米ぬかを入れました.
R0013411.jpg

お茶碗に二杯分くらいでしょうか.これでまたしばらく様子を見ます.

ここまでのまとめ.
キットについていた米ぬかの量では温度が上がらなかったので,追加をしました.新しく作った竹チップは,それだけでも発酵が始まります.キットの竹パウダーは,乾燥しているので,そのため発酵がすすみにくいのかも知れません.
現在までのところ,いやな匂いは全くありません.竹を使う最大の利点でしょう.
一度温度が上がってからは,入れた生ゴミの内,繊維質のもの以外は,2日ほどで形が無くなります.どんどん土になる感じです.スタートしてから約1ヶ月.我が家の生ゴミは回収に出さずにすべてコンポストで処理できています.

総合して,竹パウダーコンポストは優秀と感じました.
次のステップ「竹チップコンポスト」を試しても良さそうです.

中村晃規 (2009年9月22日 22:24) | コメント(2)

コメント(2)

  • 橋本 千里 | 2009年10月23日 20:46

    突然メールしすみません(^^)
    エコママの橋本です。稲村さまからブログ紹介いただきました。

    生ゴミリサイクルキット買っていただきありがとうございます。いろいろと研究していただきありがとうございます(^^)とてもうれしいです。

    写真でみて野菜だけの生ごみですか?
    野菜だけだとなかなか温度が上がりません。
    魚の内臓。骨なども入れてみてください。
    さめた廃油も温度あがります。
    水分が少なそうなのでもう少し水けあってもいいかも(^^)

    竹のドーム素敵ですね
    またブログに遊びに来ますね

    エコママ 橋本

  • 中村晃規 | 2009年10月26日 10:52

    橋本様
    コメントとアドバイスありがとうございます.我が家では私より奥さんの方がこのコンポストにはまっていて,嬉しそうに混ぜ混ぜしています.
    野菜以外の材料をいれてみてはとのこと.早速試してみます.
    廃油は気がつきませんでした.これも試してみます.

    今度はパウダーでなく,チップで挑戦してみるつもりです.準備は出来ました.こちらもブログで紹介しますので,よければまた覗いてみてください.