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むしとりあみ通信

氏名:中村晃規
専門:生態学
里山の動植物の話題,自然学校の日々の活動で感じたことなどを伝えます

竹ドーム

9月3日
富山県に出かけ,里山での面白い取り組みを見てきました.

その一つが氷見市の郊外にある「竹ドーム」.
拡大した竹林の保全活動であ,伐採した材をどのように使うかといった取り組みにはいろんなアイデアがありますが,竹林そのものをどう活かすかについては,そのコンテンツは少ない気がします.
「タケノコ生産林にする」,「雑木林に戻す」...
そんな中,氷見市の竹ドームはとてもユニーク.竹林を劇場にしてしまおうという取り組みです.

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入り口には保全活動に参加した小学生が書いた看板が.

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コンクリート舗装された緩やかな坂を登った先に,それはありました.

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両側の斜面から生える竹がカーブを描き,まるでドームのような空間をつくっています.
その中央にあるのは単管で組まれた舞台です.
写真手前から奥に向かって,斜面は高くなっていて,観客席がしつらえてあって,ちょうど舞台を見下ろすような感じ.

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見上げると両側からしなだれた竹が屋根を作っています.

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ここでは毎年コンサートが開かれており,今年は8月22日に地元小学校の児童とプロが演奏を披露したとの事です.

その整備には地元の中学生も参加しています

伐採した竹もチップにして地面に敷いたり,竹灯籠にしたりと無駄にせず,上手く利用していました.

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整備から利用まで上手くつながっていて,また厄介者の竹を逆に楽しんでしまえというところがとても良いのではと思える取り組みでした.
ただ一つの弱点は,竹林なので蚊が多いことでしょうか.コンサートも虫対策が大変だったことでしょう.私もそこら中ボコボコに刺されました.

で,関係ないですが,氷見市は「忍者ハットリくん」の街なのですね.

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ハットリくんとしんちゃんをはじめ,みんながいました.

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中村晃規 (2009年9月 4日 11:28) | コメント(2)

コメント(2)

  • 高桑進 | 2009年9月 6日 09:12

    竹ドームとは、素晴らしいアイデアですね!!

    ところで、9月に入りましたがまだまだこちらは日中は30度を越えて暑いです。

    9月に入るとドングリの季節です。
    中村さん、長年お願いしておりますアベマキのドングリ、
    今年こそ段ボール1杯お送り頂けますか?
    新鮮な落ちたばかりのドングリが最高です。
    よろしくお願い致します。

    アベマキのドングリを首を長くしてまつ京都のおじさんより

  • 中村晃規 | 2009年9月 8日 09:54

    高桑先生
    おひさしぶりです.

    今年のアベマキのなり具合がまだわかりませんが,努力します.いつも送れなくてごめんなさい.金沢ではまだドングリの季節ではありませんのでもうしばらくお待ちください.10月にならないとダメかなと思います.

    竹のドームですが,とても気持ちの良い空間でした.地形を選ぶとは思いますが,角間キャンパスにもあっても良さそうです.
    京都でもやってみてはいかがでしょうか?

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