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むしとりあみ通信

氏名:中村晃規
専門:生態学
里山の動植物の話題,自然学校の日々の活動で感じたことなどを伝えます

光るキノコ

昨日の夜はホタルの調査.キタダンに8時前に入り,棚田復元グループの青木さん,亀田さんとホタルの数を数えました.谷の中を順番に歩き,あらかじめ決めてある区画ごとにヘイケボタルとゲンジボタルの数をカウントします.ヘイケとゲンジは光り方で区別できますが,中にははっきりしない個体も.かなり慣れたので,こうした個体もだいたいわかります(もちろんどうしてもわからない場合は捕まえて確認します).

さて,昨日,谷の中を歩いていると,明らかにヘイケボタル,ゲンジボタルではない光が2種類.1種類は毎年7月に入ると見られる陸上性ホタルの幼虫の光.ササやその他の草の葉の上を,シャクトリムシのように歩く光が見えました.

もう1種類はこれまでに見たことがない光.ぼ〜っとした光の固まりが,草むらの中にありました.ヘッドランプをあてると,それは朽ち木から生えたキノコ.
淡くぼんやりと光っているように見えました.初めてみる光景だったので,青木さん,亀田さんも呼び,3人で「光っているよね」と確認.暗闇では白い物がなんだか光っているように錯覚することもあります.がどうもそうではなく,そのものが光っているようです.

一夜明けて今日,雨の晴れ間をねらって写真を撮ってきました.
それがこちら

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白い傘と軸が無色透明のゼラチン質に覆われており,見るからに光りそうではないですか.
ネットで調べるとどうも「ヤコウタケ」 のようです.

珍しいキノコなのかどうか良くわかりませんが,能登の赤石君はまだ見たことがないとのことで,彼に勝ったと密かにほくそ笑んでおります.

光っているところを撮影できれば良いのだけれど,どうだろうか.難しいだろうな〜...

というわけで,夜になってチャレンジしてみました.

IMG_7310.jpg

ISO1600で撮影.思いつきで写したものだから,三脚なし.手ぶれでぼけぼけですが,光っていることはわかってもらえるでしょうか.せっかくだからもっとちゃんと撮りたいなぁ...

中村晃規 (2009年7月 8日 16:33) | コメント(1)

コメント(1)

  • akaishi | 2009年7月 9日 10:02

    すごいですね.ほんとに光ってる!
    僕も見てみたいです.

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