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むしとりあみ通信

氏名:中村晃規
専門:生態学
里山の動植物の話題,自然学校の日々の活動で感じたことなどを伝えます

2009年5月

カブトムシ・プロジェクト?

春先に「タケノコ・プロジェクト」がまずまずの成功に終わった学生里山サークル「ラクーン」のメンバーが,なにやらまた動き出しました.
角間の里に木材と金網を持ち込み,工具を借りてトンテンカン.

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角間の里山メイトに難しいところは教わりながら,作業をすすめています.

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何を作っているか.それはカブトムシ捕獲用のオリ.底の抜けた大きな虫かごを想像すれば近いかも知れません.

プロジェクトの内容はといえば,

① タケノコを掘っているときに,竹チップの山にカブトムシの幼虫が発生していることを発見
(竹チップは昨年の竹林整備の時に竹を粉砕し,積んだままにしていたもの)
② かなりたくさんいる
③ 羽化する成虫を捕まえたい
④ 里山の保全活動,竹林の保全についてのメッセージをつけ,「里山からの贈り物」として近隣の教育施設(例えば保育園,幼稚園,小学校)にカブトムシ成虫を提供したい

というもの.
で捕獲用のオリを工作.
二日がかりで完成させました.

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でっかいエマージェンストラップが出来たわけですが,これをカブトムシ幼虫が居る竹チップの山に設置して,とりあえずは第一段階完了です.

幼虫のうちに捕まえて,水槽で飼って羽化させれば良いのでは?と思ったのですが,やりたいようにやればよいでしょう.
さて,捕まってくれるか.結果は7月ごろにわかるはずです.

中村晃規 (2009年5月29日 17:42) | コメント(0)

「いしかわグリーン・ウェーブ2009」の準備

5月23日に金沢大学「角間の里」でおこなわれる「いしかわグリーン・ウェーブ2009」の準備をおこないました.

このイベントは国際生物多様性の日にちなみ,世界各国でそれぞれの国の日時,5月22日10時に植樹をおこなうもの.時差のため地球上で次々と植樹がおこなわれることになり,あたかも「緑の波」のように植樹の波が移動していきます.

イベントに関連し,国連生物多様性条約事務局長のアフメド・ジョグラフ氏が来日し,金沢にも立ち寄る事になりました.23日におこなわれる「いしかわグリーン・ウェーブ2009」では谷本知事,中村金沢大学長とジョグラフ事務局長とともに近隣の小学生,大学生が植樹をおこないます.
これはジョグラフ氏が「植樹は運動と言うよりは青少年の環境教育と考えている」ため.
子ども達,学生達が良い経験をする機会になりました.特に学生は自然学校でおこなっている「リーダー養成講座」の受講者が中心.指導者として,実戦を経験するまたとない機会です.

さて,前日の5月22日には参加する大学生にあつまってもらい,リハーサルと植樹の準備.
大学生には,小学生や来賓の方達に植樹の仕方を教える役目があります.
園芸業者の方から植樹の仕方を教わった後,植樹する穴を実際に掘りました.
外は折からの雨.カッパを着て,薄暗くなった夕方の作業.

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「リハーサルをするから」と呼ばれた彼らは,さぞ驚いたことでしょう.こんな肉体労働があるなんて...

作業後はタイムスケジュールの説明を今回の責任者である宇野コーディネーターから受けました.

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さて,明日,いよいよ本番です.

中村晃規 (2009年5月22日 15:37) | コメント(0)