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むしとりあみ通信

氏名:中村晃規
専門:生態学
里山の動植物の話題,自然学校の日々の活動で感じたことなどを伝えます

2009年4月

炭焼き小屋周辺の片付け

昨年,みんなで作った炭焼き小屋.
まだ未完成な部分もあります.新学期が始まり,時間に余裕のある学生と周辺の後片付け.

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使った道具をまとめたり,伐ったまま放置していた竹を粉砕したり.
少しだけすっきりしました.

これから作業小屋を作らなくてはいけないですが,なかなか予定がたちません.

中村晃規 (2009年4月21日 11:35) | コメント(0)

H21年度子ども科学財団サポートがスタート

4月18日,今年も金沢子ども科学財団の里山探検がスタートしました.
子ども科学財団のメニューは年4回,それぞれの季節にあわせた,自然の中での学習活動に毎回30〜40名の児童が参加します.

今年初めてのプログラムでは,まずキャンパス内で復元がすすむキタダンに移動です.
記念館からキタダンまで,子どもたちは「春を探そう」のビンゴカードを片手に,里山の中を30分ほどかけて歩いて行きました.
着いた先のキタダンでは,田んぼ復元グループの皆さんが,苗代づくりの真っ最中.
その様子を見学です.

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最近のお米作りでは,このような「苗代」で苗をつくることが珍しくなっています.
キタダンでのお米作りは,「昔ながらの,手作業で」がモットーです.
手間がかかり,大変なのですが,種籾から発芽させ,苗代で苗に育てるところから毎年スタートです.

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子どもたちも少しだけお手伝い.苗代にかけるビニールを抑えました.
初めてみるイネの種籾からは,新しい芽が少しだけ顔をのぞかせていました.


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その後は水辺の生き物の観察.アカガエル類のオタマジャクシ,クロサンショウウオの卵などを観察しました.

さて,午後からはタケノコ掘りです.大きな専用のトグワをもち,炭焼き小屋の回りの竹林を探します.
ですが今年は裏年.タケノコはなかなか見つかりません.日当たりのよいところ,うっそうとした竹藪の中よりも開けたところの方がみつかりやすいよ,とあどばいすしたのですが...人の話を聞かない子達はどんどん竹藪の斜面を降りていきます.
私のアドバイスを聞いたグループが日向で大きなタケノコを見つけた頃,竹藪に入っていったグループがへとへとになって帰ってきました.「タケノコ,どこにも無い!」とお怒り.人の話はちゃんと聞いてください.

その後もあちらこちらを探し回り,少ないながらも一人一本はとったのではないでしょうか.

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タケノコ掘りの後は竹林の整備.来年もタケノコが採れるよう,ノコギリで竹を伐採しました.

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伐採した竹はきちんと一カ所に積みあげ,片付けも完璧.すっかりきれいになりました.
子ども達の小さな力でも,30分ほどでずいぶんすっきりします.

この後記念館に戻り,道具の手入れ(ノコギリ,トグワなど)をし,掃除をして解散です.

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春の気持ちの良い天気の中,楽しい活動ができました.次回は夏休みに入ってから.雑木林での自然観察がメインです.

中村晃規 (2009年4月18日 11:59) | コメント(0)