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むしとりあみ通信

氏名:中村晃規
専門:生態学
里山の動植物の話題,自然学校の日々の活動で感じたことなどを伝えます

2008年7月

竹のテングス病

7月5日に夕日寺のハチク林で見つけた"テングス病らしき竹" ですが,知り合いの研究者からお返事がありました.
お返事があったどの方も皆,テングス病であろうとの判断でした.金沢でもテングス病があることを身近な竹林で確認できたわけです.

私が採ってきたこの標本を,角間キャンパスの竹林で保全活動をしている市民ボランティアの方に見てもらいました.「モウソウチクの林でも良く見ますよ.特に末期的な状態の竹林で」とのこと.どのような状況なのか,今度案内してもらいます.

中村晃規 (2008年7月15日 17:24) | コメント(0)

竹のテングス病?

6月21日,22日に滋賀県近江八幡市で開催された竹林景観ネットワーク研究集会 で,竹のテングス病の存在について,初めて知りました.
この「テングス病」は西日本で猛威をふるっており,かかるのはマダケが多く,かかると衰弱し,枯死につながります.金沢に帰ってから石川県での状況を調べると,もともとこの地域にマダケ林が少ないので,テングス病にかかった林はあるが,それほど問題になっていないとのことでした.

さて,今日,夕日寺健民自然園に行くと,そこにはハチクの林が.そういえばハチクはマダケと同じくらいテングス病にかかりやすいんだよな,と思い出し,様子を見ていくと...ありました.テングス病にかかったような状態の竹が.

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どうなのでしょうか.テングス病なのかな.
今,詳しい方に画像を送り見てもらっています.

テングス病にかかるのは,手入れがされず,放置され,風通しが悪くなった林が多いと聞いています.
拡大するモウソウチクの問題と同様,その背後には,手入れ不足の里山が見えます.

中村晃規 (2008年7月 5日 16:11) | コメント(0)