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むしとりあみ通信

氏名:中村晃規
専門:生態学
里山の動植物の話題,自然学校の日々の活動で感じたことなどを伝えます

2008年6月

竹林景観ネットワーク研究集会

6月21日,22日に滋賀県近江八幡市でおこなわれた竹林景観ネットワーク研究集会 に参加してきました.
この研究会は,竹林景観に関心を持つさまざまな分野の研究者・実践者の交流を目的に,昨年12月にスタートした会です.
角間の里山自然学校でも昨年度,竹の利用に関するワークショップを2度開催しました.里山を保全する上で,モウソウチク問題は避けて通れません.

研究会は,若手の研究者に発表の場を提供するという目的もあります.今回の発表の演題を紹介すると,

・ヒノキ人工林へのモウソウチクの侵入に伴う土壌理化学性の変化
・香川県における竹林の拡大と里山の生物多様性・生態系機能に対する影響(1)
・拡大特性に基づく竹林管理計画の景観生態学的検討
・竹・間伐材を利用した道路環境美化運動の実験的取り組み〜大阪府大東市における市民活動活性化事業「チクリンチック 2006 プロジェクト」を通じて〜
・竹林整備による里山の便益評価〜広島県東広島市鏡山における事例分析〜

と森林生態学から環境デザイン,環境経済まで多分野にわたっています.
こうした話題をまとめて聞く機会はなかなかありません.どの発表も新鮮で,ドキドキさせるものでした.

私自身もこのネットワークに加わり,竹に関しての情報の交換,共有,今後の活動の相互支援などしていくつもりです.とりあえず,金沢で研究会を開催してくれると嬉しいなぁ...なんて思っています.

中村晃規 (2008年6月22日 16:33) | コメント(0)