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むしとりあみ通信

氏名:中村晃規
専門:生態学
里山の動植物の話題,自然学校の日々の活動で感じたことなどを伝えます

2008年3月

竹チップで発酵肥料づくり (2)

3月8日に仕込みをスタートさせた竹チップ肥料ですが,温度が30度以上にあがり,何とも言えない良い香りがしてきました.そろそろ材料追加の時期です.3月25日,メイトの皆さんと作業をおこないました.

追加した材料は(1) 牛糞堆肥(カントリースーパー河北潟)60kg,(2) 砂糖500g.元の竹チップと米ぬかを混ぜたものと同量くらいの牛糞堆肥を加えます.

元の竹チップはすでに分解されており,細かい粒に変化していました.ほとんど原型をとどめていません.

そこに上の材料を混ぜ込みます.

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混ぜます.

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一山にまとめた後,ムシロをかけました.今回は水分を調節するため,ムシロの上からジョウロで水をかけました.

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ブルーシートをかけて,またしばらくねかせます.ただし時々切り返しの必要があるようです.

*今日(27日)にブルーシートを外して様子をみたところ,一面に白い菌が広がり,温度も50度まであがっていました.
順調に発酵しているようです.できあがりがとにかく楽しみです.

中村晃規 (2008年3月27日 11:20) | コメント(0)

金沢信用金庫で写真展をしています

本日より,金沢信用金庫鈴見橋支店のロビーで,角間の里山自然学校の活動について,紹介展示がスタートしました.

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↑会場はココ

これまで撮りためた写真の中から,春に撮影されたものを数点選び,飾ってきました.

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この企画は「角間の里」と「角間の里山自然学校」の活動に惚れ込んだ支店長さんからの提案に自然学校が賛同し,実現しました.これからしばらくの間,春バージョンの写真を展示します.
私はこの展示を,地域の人たちに向けた宣伝の場として期待しています.私たちの活動を知った人の中から,新しい仲間が出てくればよいなぁと...こうした展示は,これまでやれそうでやれませんでした.

きんしんさんは一回だけでなく,季節ごとに展示を入れ替えて,継続的に使っても良いよと話してくれました.うれしい限りです.私たちの活動の情報発信の場として活用できるよう,がんばっていきます.
また写真の展示だけでなく,例えば古い農機具や民具の展示,私たちが支援してきた小学校の総合学習の発表の場などとしての利用も考えられます.他にアイデアがありましたらご連絡ください.参考にします.

興味のある方は是非見に行ってください.よろしくお願いします.

中村晃規 (2008年3月18日 17:03) | コメント(0)

アカガエルの産卵

先週末(3月8日),棚田復元グループの青木さんから,「キタダンでカエルの産卵がはじまったよ.もう50個くらいあるんじゃないかな」とのニュース.今日,確かめにいったところ,ありました,ありました.どの池にも卵が産まれていました.特に2号池と呼んでいる場所で多く,20個以上の卵塊を確認できました.

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青木さんによれば,3月5日にはすでに卵はあったとのこと.それより前は雪が積もっていて,誰もキタダンに入っておらず,いつ産卵されたか,正確にはわかりません.

両生類保全研究資料室の「全国アカガエル産卵前線」 では,2月22日に埼玉県入間市でニホンアカガエルの産卵が確認されており,いまのところ(情報が寄せられている範囲では)これが一番北,つまり最前線でした.

で,キタダンで卵を確認して角間の里に帰ってくると,角間の里の脇の池でもアカガエルの卵をみつけました.

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こちらは先週末にはまだ卵はなかったので,私のお休み(日曜,月曜)の時,もしくは今日の産卵なのは確実です.私はアカガエルの卵の識別に自信はなく,ニホンアカガエルなのかヤマアカガエルなのかわからないのが残念です (簡単な見分け方はこちらを参照) .専門家に聞いて,その種がわかれば上記の両生類保全研究資料室に情報を送ろうかと思っています.
これで前線がググッと北上しますね.

ところで能登ではどうかしら.赤石君,情報があればコメントお願いします.

中村晃規 (2008年3月11日 11:58) | コメント(1)

竹チップで発酵肥料づくり (1)

この日,午前中の竹林保全活動でできた竹チップを使い,発酵肥料づくりをしました.

材料は(1) 竹やぶから採ってきた土着菌がついている落ち葉バケツに3杯,(2) 米ぬか3袋(お米30kgが入る袋で),(3) 竹チッブ3袋(90㍑サイズの袋),(4) 砂糖500gを水に溶かしたもの.

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これらをブルーシートの上で混ぜます.

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水分が少ない場合にはジョウロなどで水をかけ,調節します(手で握って開いたらハラリと崩れる程度).今回は竹チップがかなり水気が多かったので改めて水を追加する必要はありませんでした.

丁寧に混ぜたあと,ムシロをかけ,雨でぬれたり,流れ出したりしないようにブルーシートでくるみます.

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これでこの日の作業は終わり.発酵がすすみ,熱があがって良い香りがするまでねかせます.香りが出てきた頃に牛糞堆肥や草木灰などを加え,さらにねかせます.

できあがった肥料は,角間の里の畑でおこなわれている「子ども農業体験学校」で使い,その効果を確かめます.

中村晃規 (2008年3月 8日 10:13) | コメント(0)