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むしとりあみ通信

氏名:中村晃規
専門:生態学
里山の動植物の話題,自然学校の日々の活動で感じたことなどを伝えます

2007年4月

排水装置・煙道の下ごしらえ

この日は排水と排煙装置を作り始めました.
まずこれまでに掘り込んだ炭窯の壁のうち,煙道になる部分をさらに堀り込みました.
幅,奥行きともに約40cm.現場ではかなり掘ったつもりでしたが,後から写真をみるとちょっと足りないかな...もう少し広く掘った方が良さそうです(写真2枚目).

掘った煙道部分から,あらかじめ窯底に掘った升に向かって,幅約30cmの溝をまっすぐ伸ばします.深さは煙突から升に向けて少し傾斜がつくように,一番深い部分で約20cmになるように調整しました.この溝にはコンクリートのU字溝をはめ,さらにグリ石を入れます.こうすることで炭焼きの時に煙突部分にたまる水(木材からでる)を排水升に流します.
ただこちらも後で見ると幅も深さも足りない気がします.

作業を終えてから,このような手直しが必要なことがわかりました.仕事の合間,時間を見つけて直すことにしましょう.

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中村晃規 (2007年4月28日 15:16) | コメント(0)

金沢子ども科学財団「春の里山探検」

4月22日,金沢子ども科学財団との連携企画,「春の里山探検」をおこないました.
数年前から毎年やっているこの行事.いつも楽しみにしている子どもも多く,今回の参加者もその半分が今までに「角間の里山」での活動に参加したことがある子でした.

この活動は年四回,「春の里山探検」,「夏の里山探検」,「秋の里山探検」,「冬の里山探検」と続き,子どもたちは里山の四季の移り変わりを楽しんでいます.
今年は四回の活動にさらにつながりを持たせるため,新しい試みをスタートさせました.
それは「カブトムシの産卵場をつくろう!」です.

この日集まった子どもたちは35名.彼らの力を借り,雑木林で落ち葉を集め,堆肥づくりを始めました.講師は輪島で有機農業に取り組んでいる合間さん.朝早く輪島を出発し,ご自身が作った堆肥を乗せた軽トラで金沢まで来てくれました.

子どもたちが集めた落ち葉は,堆肥づくり用の枠に入れます.このとき,落ち葉→できあがった堆肥→米ぬか→落ち葉・・・と何層にも重ねていきます.合間さんが持ってきてくれた堆肥には微生物がたくさん入っていて,これが新しい落ち葉を分解して堆肥にしてくれます.米ぬかは微生物を活性化させるための「エサ」です.

急な土砂降りの中,ずぶ濡れになりながら作業を続けました.低学年の子も,高学年の子も,土を運んだり,落ち葉をかき集めたりといつもよりがんばってくれました.

うまく堆肥化がすすみ,カブトムシが産卵してくれると良いのですが...その結果は「秋の里山探検」の時にわかります.みんなに配れるほど,たくさん幼虫が育ってくれればよいなぁ...

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中村晃規 (2007年4月22日 11:53) | コメント(0)