HOME »  むしとりあみ通信 »  調査・研究 »  自然散策路のルート設営に向けて〜珠洲市小泊〜

むしとりあみ通信

氏名:中村晃規
専門:生態学
里山の動植物の話題,自然学校の日々の活動で感じたことなどを伝えます

自然散策路のルート設営に向けて〜珠洲市小泊〜

10月にスタートした「能登里山里海自然学校」.拠点としている珠洲市小泊小学校周辺に,自然散策路を設定するための調査が始まっています.
駐在している赤石君からの依頼で,私も周辺の森やため池,海を視察してきました.

地元の方が2名同行してくださり,場所の案内だけでなくこの地域の森や田んぼの昔の様子,手入れの仕方なども聞くことが出来ました.

大体2時間ほどで歩けるルートの中に,植林地,マツ林,雑木林,ため池,畑,棚田,そして磯が入っており,コンパクトにまとまったルートが設定できそうです.
今は人の手が入らず,中低木が茂った雑木林やマツ林についても,地元の皆さんが非常に協力的で,伐採や下草刈りなどの保全活動も春からスタートするとのこと.人と里山,里海との関わり合いが見える,そんな散策路が浮かび上がってきます.

今回立ち寄った中で私が感動したのがこちら.


IMG_7998.jpg

見渡す限りにシイタケのホダ木が並んでいました.栽培している方にいただいたシイタケは,早速網焼きにしていただきました.ごちそうさまです.



IMG_8007.jpg



小泊の海を眺めながら,物思いにふける赤石君(写真2枚目).彼の頭の中では,能登里山里海自然学校,小泊,そして奥能登の未来が渦巻いているに違いありません.

ところでこちらは能登里山里海自然学校の事務所で見つけた「カブトムシ飼育マット」(写真3枚目).なんと竹でできています.


IMG_8014.jpg

角間キャンパスの竹林には,切ったり倒れたりした竹が,腐りかけたままたくさん放置されています.
こんなたい肥になるのなら,竹林から引っ張り出して,チップにするのも良いかもしれないですね.

中村晃規 (2006年12月15日 17:05) | コメント(2)

コメント(2)

  • 川向の里人 | 2006年12月20日 11:06

    面白い散策路ができそうですね。期待しています。歩いてみたいです。そこで、自然観察会等も開けるといいですね。
    しいたけは壮観ですね。
    奥能登の未来ですか・・・。

  • 中村晃規 | 2006年12月25日 17:21

    私のイメージですが,雑木林やため池の管理,棚田の復元といったポイントでの活動を中心に作業をすすめ,それらをつなぐという形で良いのではと思っています.
    角間の山とは違い,一般道や農道がきちんとありますので,遊歩道の整備にはそれほど気を遣わなくて良さそうです.早い時期に自然観察会ができるよう,動植物の調査もすすめていきたいです.
    またよろしくお願いします.