~能登半島にトキが舞う日をめざして~
=====金沢大学「角間の里山プロジェクト」シンポジウム=====
『里地里山の生物多様性保全~能登半島にトキが舞う日をめざして~』
日 時:2008年1月26日(土)10:30~17:00
会 場:能登空港4階 生涯学習センター
(金沢大学から往復バスを準備します。事前に申込み下さい。)
翌日1月27日(日) エクスカーションを兼ねて環境省及び里地ネットワークの現地見学会が開催されます。
現地見学会の案内はこちら
-----趣旨-----
金沢大学では、里地里山の再生モデル構築のため、能登半島をトキが生息できる
ような環境にしようという取り組みを始めています。
このシンポジウムでは、生態学の研究者や地域づくりの活動をされている方々に、
コウノトリやトキの野生復帰に向けた活動の先進事例や、生きものと水田の関係
からみえてくる農業の価値などについて講演していただき、能登半島の里地里山の
再生・保全に向けた活動について、今後の方向性を議論したいと思います。
参加無料ですので、どうぞお気軽にご参加ください。
-----プログラム-----
◇コーディネーターよりイントロダクションとして
「里地里山の生態系と人間活動の歴史」
湯本貴和(総合地球環境学研究所 教授)
◇基調講演
「コウノトリ野生復帰に向けた豊岡での取り組み」
池田啓(兵庫県大、コウノトリの郷公園 研究部長)
◇講演 (話題提供)
「地域の自然の価値を創出するー生態系サービスの保全と活用に向けて」
佐藤哲(長野大学 教授)
「佐渡島のトキ野生復帰に向けた地域づくり」
竹田純一(里地ネットワーク 事務局長)
「トキが生息できる里山とはー佐渡島と能登半島の比較」
本間航介(新潟大 准教授)
「在地の農生物多様性の成因解析と特徴の活かし方
ーやれるところからゆっくり再生、生き物ブランド農産物」
日鷹一雅(愛媛大学 准教授)
「農業生態系における鳥類の保全」
藤岡正博(筑波大学 准教授)
「トキが生息できる環境をめざした能登半島での取り組み」
中村浩二(金沢大学 教授)
【主 催】 金沢大学「里山プロジェクト」、金沢大学社会貢献室
【お問合せ先】 〒920-1192 金沢市角間町
金沢大学創立五十周年記念館
電話 076-264-6698
E-mail kakusato@ad.kanazawa-u.ac.jp