センター長 宮下孝晴教授 イタリア連帯の星勲章の受章

受賞様子

 このたび金沢大学人間社会学域 人文学類 宮下孝晴教授は、イタリア共和国から、「イタリア連帯の星」勲章(OSSI)のカヴァリエーレ(cavaliere・騎士)章を受章し、7月15日東京・港区の駐日イタリア大使官邸で行われた伝達式においてヴィンチェンツォ・ペトローネ駐日イタリア大使から勲章と勲位の証書を授与されました。
 「イタリア連帯の星勲章」は、国民投票により1947年に創設され、イタリア共和国の権威あるもので、イタリア人・外国人を問わず、科学、芸術、文学、経済、社会福祉、慈善活動、公務、軍務など様々な分野において、イタリア共和国に対して多大な貢献のあった個人に対してイタリア大統領から贈られるものです。
 宮下孝晴教授は、日本におけるイタリア美術史の普及・促進のための熱意あふれる貴重な活動に対し、また、フィレンツェのサンタ・クローチェ教会の壁画修復を統括したことが高く評価され、今回の受章となりました。

イタリア連帯の星勲章(OSSI)は、1947年に創設された。この勲章制度は大統領を長とするイタリア共和国の権威のあるもので、その中には、グランデ・ウフィチャーレ章、コンメンダトーレ章、カヴァリエーレ章の3階級がある。これらはイタリア人、外国人をとわず、また、科学、芸術、文学、経済、社会福祉・慈善活動、公務、軍務などの分野も問わず、何らかの形でイタリア共和国に対して多大な貢献のあった者に授けられる。受章者の氏名は、官報に掲載される。