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 副学長あいさつ

自己管理ということ

 新入生のみなさんの多くが、親元を離れてこの4月から初めて一人暮らしという方が多いようです。毎月の生活のやりくりをどうしたらいいのかなとか、毎日の食事のこと、特に大学生協の食堂を利用しない朝食・夕食・そして休日の食事をどうしたらいいのかなとか、体調をくずしたら不安だなとか、知人の少ない大学でどうしたら友人が作れるのかなとか、みなさんには?マークがつけられる大学生活が待っています。今までのように、うるさいとか、干渉しすぎと思っていた家族からの世話や、日常的にかけられていた「いたわりの言葉」に自分がどれだけ助けられ、励まされていたかを実感します。
 これまでみなさんを身の回りの煩雑さや、心身の健康、そして世間の冷たさから守ってくれた家族の障壁はもはやなきに等しく、自力で ── もちろん教職員や友人の助けはあるでしょうが ── 自らの生活環境を整え、規則正しい食生活を実践すること、社会規範を遵守した適切な行動をすること、そして日々の健康管理をしなければならないのです。身近でみなさんを見守る家族はなく、要するに、みなさん自身に対して、「自己管理」が求められています。
 そうした状況の中で、実は、自分が意識的に、又は無意識のうちに大丈夫と思って行動していることが、社会的にみれば、法律、その他の社会生活上定められたルール(例えば、地域のゴミ処理に関するルールや、隣人間の深夜の騒音、迷惑行為防止のルール等)に違反し、日常の生活習慣、特に食生活や適切なアルコール摂取、睡眠等や、適切な健康管理ができないことによる心身の不調や病気、感染症への羅患等、気がつかないで、状況を悪化させることがままあります。例えば、人との連絡手段として欠かせない携帯電話、メールの送受信、インターネット利用、音楽やテレビの配信、写真や動画の撮影、時計、計算機、メモや手帳代わり等、おそらく入浴するとき以外は、お財布以上に、常に身につけ、身近においているものです。しかし、この便利な携帯電話が、簡易メールによる詐欺の手段として使用されたり、他人を脅迫したり、あるいは他人の名誉や人格を傷つけることにも使用されます。知らず知らずのうちに、自分が被害者となり、逆に加害者となっていることに気がつかないのです。
 こうした場合に、自分の周囲の状況を正確に認識し、又は危機的状況に陥る場合を予め想定して、その防止策を講じるための手がかりとして、さらには、それを自分で解決できない場合に、事態の解決のための方策を教えてくれる手がかりとして、まずは本書を一読し、これを積極的に活用していただきたいと思います。

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